このホテルの特徴的は何と言ってもアクセスの良さです。
那覇空港からモノレールで10分程度で、駅は目の前です。
モノレールの駅と旭橋バスターミナルのビルは、陸橋で繋がっています。
バス利用でもアメリカンビレッジや名護、北部の沖縄美ら海水族館などへ行くことができるので、その点でも便利な立地です。
ダブルツリー by ヒルトン那覇は過去に何度も宿泊したホテルです。
ヒルトンインターナショナルの会員プログラムヒルトン・オナーズの上級会員資格の取得や維持に必要な滞在数を確保するためでした。
ただ残念なことに
泊まるたびにサービスの低下を感じていました。
ところが、
「上級会員専用のラウンジが出来た」と噂に聞いたので、さっそく行ってみることにしました。
フィットネスジムは外部の提携施設利用でしたが、館内に新設されました。
那覇首里城にはジムはないので、今後は強みになることでしょう。

公式HPより
ご存じの方も多いかも知れませんが、国内で「※ヒルトン修行」するには、沖縄のダブルツリーをホッピングするのが(交通費は別として)最も安価な方法です。
ここ那覇とダブルツリー by ヒルトン那覇首里城は、ヒルトン修行の聖地と呼ばれているようです。
変更不可の航空券や株主優待券の利用、成田空港や地方空港発着のLCC、MCCを利用など手間をかけると、意外とお安く那覇空港に行けます。
このホテルはリブランドしてヒルトン傘下になったホテルのため居抜きです。
正面のドアの右奥にさらに自動ドアがあります。
外観からは想像もつかない豪華なシャンデリアと花がお出迎えです。
ロビーは楕円や曲線を多用した優美なデザイン
ラグジュアリーホテル志向の方でも那覇空港に夜間到着や早朝出発の場合は、空港ホテルとして利用できるのではないでしょうか?
また、いわゆる「※SFC/JGC 修行僧」は、駅近で寝心地の良いベッドを安価で確保することができます。
ホテルのステータスと航空会社のステータスを同時に獲得しようとする強者にはなおさら人気のホテルのようです。
筆者の正直な感想としては、既にゴールド、ダイヤモンド会員の方は、あまり期待しない方がよろしいかと思いました。
ラウンジは飲み放題ではなく、おつまみは、ナッツとドライフルーツがあるだけでした。
客室アップグレードについては、ベッドの幅が大きくなるだけです。
(これは、あくまでもベッド1台の場合ですので、ツインのアップグレードについては判りません)
感染症が蔓延する前は夜もレストランが営業していました。
そこで、ダイヤモンド会員には洒落たオードブルとウエルカムドリンクが提供されていた時代を知っているだけに今回のラウンジは期待ハズレでした。
滞在を楽しむ上級会員には、アクセスが悪くても屋外プールがある ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城がお勧めです。
ゴールド以上は駐車場が無料になります。
逆にここは、プレミアムフロアーを予約するだけで、OTA経由の予約でもちょっぴり贅沢気分を味わえるとも言えます。
「本ページはプロモーションが含まれています」
※主に最上級ステータスのダイヤモンド獲得のため滞在実績や宿泊実績を積む事
※SFCはANAのスターアライアンス、JGCはJALのワンワールドの上級会員の獲得や維持(防衛とも言う)のため搭乗を重ねる事で、過酷な行程が多いため修行僧と揶揄されたり、自虐的に使う
- ウェルカムサービス
- アクセス
- 上級会員専用ラウンジ
- Q&A
- エントランス ロビー
- ゲストルーム キング 25m²
- バスルーム
- 客室タイプ
ウェルカムサービス
ロビーでは冷たいウエルカムドリンクが頂けます。
筆者は頂きませんでしたがデトックウォーターのようなものでしょうか?
ロビーラウンジはビジホとは一線を画す豪華さです!
全世界のダブルツリーbyヒルトンでは、秘伝のレシピで焼き上げた「特製チョコチップクッキー」をチェックイン時、宿泊者全員が頂けます。

ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城
アクセス
ゆいレール
◆那覇空港より
モノレール「那覇空港駅」約11分、5駅目「旭橋駅」下車
駅のホームから見えます。
西口から歩道橋のエレベーターで降りて8メートルで正面玄関
レンタカー・タクシー
那覇空港方面から国道58号線を北に約10分、旭橋交差点を少し過ぎた道路左手
平常時乗車時間約10分
◆バスレーン規制
※土曜・日曜・休日・1月2日・1月3日及び路線バス運休時はバスレーン規制なし
7:30~9:00(安里十字路(松川)向け)バス専用道路となり一般車両は通行不可
17:30~19:00(安里十字路→松川→山川)首里城向けに一部がバス専用レーン
空港直通シャトルサービス
1人で荷物1個の場合は、人数、目的地、荷物の個数で料金が決まる 空港直通シャトル
(貸切も可能)の利用が割安で便利です。
※ホテルとの提携ではありません。
※料金を調べるには実在する便名の入力が必要です。
上級会員専用ラウンジ
エグゼクティブラウンジはありませんが、このホテル独自のサービスでヒルトン・オナーズのゴールド・ダイヤモンド会員専用のウエルカムラウンジがあります。
場所:朝食会場と同じ1階
「ザ・リバーサイド カフェ&ダイニング」
セルフでドリンク2杯(缶)とおつまみが頂けます。
つまみはナッツとドライフルーツだけ
アイスクリームは見つけられませんでした。
Q&A
所在地は?
〒900-0034
沖縄県那覇市東町3-15
電話:098-098-862-0123
人気の「ジャッキー ステーキハウス」が近く、国際通りはお散歩圏内です。
チェックイン・チェックアウトの時間は?
チェックイン :14:00
チェックアウト:11:00
24:00以降は正面玄関とホテル裏側の出入口は施錠
チェックインが遅くなる場合は連絡が必要です。
外貨の両替はできますか?
24時間12通貨に両替が可能な自動両替機があります。
宅配便は送れますか?
フロントから24時間受付可能です。
ゆうパック / クロネコヤマト / 佐川急便 利用
※ゆうパックに限りダンボール無料
コピーやFAXはできますか?
フロントに依頼できます。
喫煙ルームはありますか?
全室禁煙です。
専用駐車場はありますか?
収容台数200台の駐車場は出し入れ自由
200台(平面駐車場:12台、立体駐車場:188台)
先着順のため予約不可
道路を挟んだ提携駐車場の屋上と4階になります。
駐車場側にもホテルの出入口があります。
駐車料金は?
1泊1,500円
15:00よりチェックアウト日の12:00まで
12:00以降は、1時間につき100円の追加料金
※空き状況によっては15:00前の追加料金なし
子供連れで宿泊できますか?
宿泊できます。
未就学児(6歳以下の)のは添い寝無料
6歳以上は大人料金
ベビー・子供向け向けグッズ
事前連絡が必要です。
・ベビーベッド
・ベッドガード
・ベビーバス
・子供用アメニティセット
・子供用ナイトウェア
(丈87cm×幅48cm×袖部32cm)
車椅子で利用できる部屋はありますか?
ユニバーサルルームがあります。

公式HPより
ペットの同伴可能ですか?
盲導犬、介助犬以外は不可です。
インターネット接続は無料ですか?
全室 : WiFi (24 時間につき 500 円)、有線インターネット (有料)
ヒルトンオーナーズ会員登録で無料
手間はかかりますが、実質無料です。
自動販売機はありますか
8階にソフトドリンクとアルコール類自動販売機があります。
お水:130円、緑茶:160円 やや高め
オリオンの自販機になぜかアサヒ
500ml 310円、350ml 280円
ソフトドリンクと同じく高めの設定
製氷機はありますか?
3階・6階・8階・11階にあります。

8階の製氷機
コインランドリーはありますか?
3階に24時間利用可能な洗濯機、乾燥機が各2台あります。
洗濯機 1回300円 / 約30分
乾燥機 30分 /100円
※洗剤自動投入
◆ランドリーサービスも利用可能です。
9:30までにフロントへ持参すると当日の19:00までの仕上がり
※月曜日~土曜日のみ
客室にズボンプレッサーはありますか?
8階コインランドリーにあります。
客室にアイロンとアイロン台はあります。
大浴場はありますか?
ありません。
ジムやプールはありますか?
館内にはありません。
提携施設の利用となります。
近くのコンビニを教えてください
ファミリーマート 那覇バスターミナル店があります。
レンタサイクルはありますか?
ホテル裏側の立体駐車場1階にあります。
CYCY(サイサイ)のステーションを設置
※HELLO CYCLINGと提携関係です。
保険付きの電動アシスト付き自転車をシェアできます。
どのようなホテルですか?
前身は、2008年に開業した「ホテル ソルヴィータプレミア旭橋」です。
2012年にリブランドし、「ダブルツリーbyヒルトン那覇」となりました。
ここが日本で初の「DoubleTree by Hilton」です。
ダブルツリーブランドは日本では沖縄県にしかなく、他に沖縄北谷リゾ-ト、那覇首里城
の合計3件あります。
2024年春には「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」が開業予定です。
ダブルツリーbyヒルトン
ヒルトンよりも低価格帯のホテルで、チェックイン時に頂ける温かいチョコチップクッキーが名物です。
「ダブルツリーbyヒルトン那覇」は、アメリカ・テキサス州で1925年創業の世界最大規模のホテルチェーンの一つ「ヒルトンインターナショナル」傘下です。
119ヵ国および地域に約6,500軒のホテルがあり、日本国内では19ホテルを「日本ヒルトン株式会社」が運営しています。
現ヒルトンインターナショナルは、米国アリゾナ州などで「ダブルツリーホテル」を展開する「プロムスホテルコーポレーション」と合併し「ダブルツリー」などのブランドを統合後、2011年に、チェーンのロゴと名前のリブランドを開始し、「ダブルツリーバイヒルトン」が誕生しました。
ヒルトンインターナショナル
※直営かフランチャイズかの情報が少ないため「運営」と一律表記しました
ブランド ※2023年3月現在日本で展開中
2023年6月現在日本で展開中
大阪、ニセコ、成田、東京、東京お台場、東京ベイ、名古屋、福岡、長崎、北谷、瀬底、広島
・コンラッド(大阪、東京)
・ヒルトンリゾート&スパ(小田原)
・キュリオ・コレクションbyヒルトン(旧軽井沢)
・ダブルツリーbyヒルトン
那覇、沖縄北谷リゾ-ト、那覇首里城
・ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(京都)
・ヒルトン・ガーデン・イン 京都四条烏丸
エントランス ロビー
24時以降は施錠されるので安心です。
宿泊者は施錠中でもルームキーで入れます。
美しいオブジェは下からもライトアップされています。
左がレセプションで正面が会議室
奥から入口を見る
ゲストルーム キング 25m²
エレベーターは2基でセキュリティはありません。
エレベターホールの装飾が素敵です。
階によってデザインが異なります。
プレミアムルームへのアップグレードはありませんでした。
マッサージチェア付の「デラックスキング」が一番好きな部屋ですが、客室数が少ないのでしょう。
カードキーはかざすタイプではなくて
スロットに差し込んで抜く方式
大坂ヒルトンのように縦に差す仕様でしたら少しマシですが、水平に差し込んで抜くタイプは、両手に物を持っていると開けにくいです。
それでは、客室を見てみましょう!
ベッドまでかなり距離があります。
入口横のクローゼットはオープンタイプ
金庫、外資系ならではのアイロンとアイロン台
バゲッジラックもここにありました。
ランドリーサービス用のビニール袋
ハンガーの上の棚にナイトウェア
マットレスはシモンズ製、幅180cmで広々
ナイトウェアはワンピースタイプ
空気清浄機(加湿機能なし)もあります。
TVは大画面
Amazon Fir stick TV が簡単に接続できましたが、コンセントが足りません。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤー
沖縄ならではの”さんぴん茶”、紅茶、カモミールティー、インスタントコーヒーと種類豊富でしたが、ネスプレッソマシンの無い部屋でした。
以前は、マッサージチェア付の部屋や高層階のキングサイズベッドの部屋にして頂き、部屋にはメッセージカードとお菓子、ネスプレッソマシンが用意されていました。
部屋はヨシとして、ウエルカムスイーツが無い!
甘党ではないのですが、なんだか…です。
後で調べてみたら、お菓子はプレミアムルームのアメニティとなっていました。
冷蔵庫の扉が左開きで、その前の木製の扉が右開き。
開け閉めが多いと、結構なストレスです。
除菌スプレー、電話、USBポート付のクロックラジオ
引き出しの中にはLANケーブル
LANポートはデスクの横
クロックでコンセントを使用しているので枕元のコンセントは
デスクの側面と照明のコントロールパネルの2か所のみ
客室アップグレード
客室のランクを細かく分けているので、ダブルの一番安い部屋で予約しても2段階アップグレードでは、プレミアムルームにはなりません。
ベッド幅が広くなるだけです。
推測ですが、販売している角部屋は「コーナー ツイン」だけなので、1ベッドのアップグレード用の部屋は「コーナー キング」で、一般販売せずに確保しているのかも知れません。
筆者はこの「コーナー キング」は冷蔵庫が遠くて不便なため
NGにして頂いています。
そのため他に適当な部屋が無かったと思いたいです。
バスルーム
広くもなく狭くもないという感じです。
シャワーカーテンのレールが曲線なので広く使えて良かったです。
シャワーは水圧は充分でした。
そう言えば、ヒルトンに必ずある拡大鏡付のミラーが見当たりません。
液体のハンドソープもありません。
バスアメニティはヒルトン共通の「クラブツリー&イヴリン」
このホテル独特のタワー型の棚に整然と収納されていました。
この部屋には「MIKIMOTO」のバスアメニティはありません。
シャンプーは筆者に合わないので使いませんが、ボディーローションは大のお気に入りで重宝しています。
固形石鹸は上質で洗顔にも使えます。
歯ブラシは固めなので持参品を使います。
他にコーム、シャワーキャップ、コットン&ヘアをまとめるモノ
シャワーキャップと髭そりはフロントから必要な方だけ頂く
やや節約気味のアメニティです。
ドライヤーはパナソニック製
客室タイプ
地上12階建 客室総数:225室
ベッド幅
ダブル140cm、クイーン160cm、キング180cm
ツイン以上は110cm
スーペリア ツインとコーナー ツインは幅120cm
ゲストルーム
ダブル 18~19m²
クイーン19m²
キング 25m²
ツイン20m²
ファミリ-フォーベッドルーム29m²
ゲストルーム クイーン(ユニバーサル)25m²
ゲストルーム ツイン(ユニバーサル) 25m²
デラックスルーム 11~12階確約
ラジオクロックとネスプレッソマシン設置
デラックスルーム ツイン 26m²
デラックスルーム キング 26m²

キングのみマッサージチェア完備
プレミアムルーム 11階、12階
ラジオクロック、ネスプレッソマシン、バスローブ設置
ダブル18~19m²
クイーン19m²
ツイン20m²
スーペリア ツイン 26m²
ベッド幅120cm
コーナー ツイン 25m²
ベッド幅120cm
スイートルーム キング
51m² 幅180cm
朝食ブッフェ
会場:1階「リバーサイドカフェ&ダイニング」
ブッフェスタイルで好きな物を好きなだけ食べれます。
提供時間: 6:30~10:00
※参考料金 大人:2,550円
6-12歳の小学生:1,280円
5歳以下は無料
ブッフェ台付近が狭いので混雑しがちで下が、予約制になり少しは緩和されました。
ドリンクコーナー
まずはサラダから
ゴーヤがあるのが沖縄らしいですね!
この日のメインは「沖縄産きびまる豚しゃぶしゃぶ」
胡麻ダレか柚子胡椒で頂きます。
パンとジャム類
ピクルス、ここにもゴーヤが
スムージー
ビーフンかソーメン、もずく酢
沖縄黒糖カレー
味付け海苔と島豆腐など味噌汁の具
ベーコン、鯖の塩焼き
パパイヤ人参しりしり、沖縄ナポリタン
温泉卵と紅いもサラダ
主食はタコライスにしました。
しゃぶしゃぶは、一切れだけなので「2つください」と言ったら一瞬の間、
同時に2皿は反則ですかね?
ライチなどのフルーツとヨーグルト
なんと!ブルーシールアイスがカップで提供
バニラとチョコレートをチョイス
他に紅いも、シークワーサーソルベがありました。
フィットネスセンター
2022年12月にホテル内に新設しました。
それまでは「フィットネスセンター ジスタス那覇」と提携していましたが、少々遠かったので便利になりました。
プールやサウナが利用できなくなったのは残念ですが、筆者としては朗報です。
場所:2階
利用時間:24時間
料金:宿泊者無料
利用にはルームキーが必要です。

公式HPより
注意
室内用シューズで利用
18歳未満は保護者同伴
ボードルーム(会議室)
収容人数:14名
1階奥に小さな会議室がありあます。
まとめ
微妙な点
- 上級会員のアップグレードがあまり望めない
- 客室のコンセントが異常に少ない
- ラウンジのつまみがナッツとドライフルーツのみ
- ジムが徒歩10分以上かかる提携施設
- リノベーションされているが所々に歴史を感じる
- バスレーン規制区域を通るので渋滞が発生するエリアを通る
良かった点
- モノレールの駅のホームから見える近さ
- バスターミナルもすぐそこ
- 丁寧な接客
- 種類が少ないが工夫をこらした朝食
- 国際通りがお散歩圏内
- 全員が頂ける温かいクッキー
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